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沿革 地域支援心理研究センターについて

近年、幼児虐待、いじめ・不登校、育児不安、職場不適応等「こころの問題」が頻発し、幼児から老人まであらゆる年齢層において社会的な問題として声高に言われ続けています。これらの問題を解決し人々が快適な日常生活をおくれるようになるためには、地域社会におけるすべての人々の日常生活状況を把握し、家庭・学校・地域における教育機能の回復をはかる必要があり、教育的・社会的問題への対応について大学からの研究成果の発信は大学に課せられた責務であるといえます。

本学は、すでに茨木市や豊中市教育委員会および教育研究所、摂津市の家庭児童相談室等と提携して、学部学生を中心にしたメンタルフレンド、大学院生の臨床実習の一環としての個別相談を行ってきました。しかしその二一ズは近年急速に増加し、個別の対応では応じきれなくなっているのが現状です。

そこで、文部科学省の平成16年度私立大学学術研究高度化推進事業の中のオープン・リサーチ・センター整備事業の選定を受けて「地域支援心理研究センター」として新設し、生涯発達教育を視座に入れた心理学の研究を行うとともに、個別的な臨床心理相談機関である「心のクリニック」を付設して、事例研究に基づく個別的な対応をはかることを目的に活動を行うこととしました。

このセンターでの活動は、多くの大学の心理学、教育学、社会学、哲学等の関連専門研究者の協力の基に広く地域社会の教育機関、行政機関とも連携して実践的かつ総合的な研究を行うとともに、直接的な援助をも行っていきます。さらに加えて実践的な心理臨床家および研究者の訓練・養成をも行う機関でもあります。

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